タイトルを見て辟易した人は多いでしょう。
そして、「また筋トレかい・・・・」とため息をついたでしょう。
でも筋トレって本当に面白いんですよ。
自分の体が変化、否、進化していくのが心底面白い。
私の生活の三本柱は囲碁・ブログ・筋トレですが、中でも筋トレは特に力を入れていこうと思っています。
いくら面白いと言えど、基本的にはキツイことをしているわけで、中途半端なことしているとなかなか成長しません。
なので本気で体を変えようと思えば、ある程度の覚悟は必要です。
世の中にはちょっとトレーニングすれば筋肉がつくと思っている人が一定数いるようですが、全くそんなことはないんですよね。
やってみればわかります。
それに、私のようなもともとガリガリのもやし君はかなりの努力が必要です。
筋トレを始めて10㎏ほど増量しましたが、相当大変でした。
で、ここが本題なのですが、筋肉をつけようと思えば生活そのものをきちんとコントロールしなければなりません。
トレーニングだけしていればOKというわけにはいかないのです。
食事と睡眠もきちんと管理する必要があります。
私の経験ですが、現在のジムに通い始めたころは楽しくて毎日行っていました。
仕事終わりにも行きますし、休みの日に至っては朝と夕方の2回行っていました。
さらには年明けの三が日も筋トレするという暴挙にも出ました。
「体をデカくするんだ!」と息巻いてやっていたのですが、結果は逆に体重が落ち細くなるという悲劇に見舞われました。
周囲からも「痩せた?」と言われるほどにです。
そう。
私は筋トレについて何もわかっていなかったのです。
もちろんトレーニングのやり方が不十分だったのもありますが、食事や睡眠を軽視していたことにありました。
いくらトレーニングをしたところで、きちんと栄養のあるものを食べて、十分な睡眠をとらなければ、なかなか大きくならないんです。
ですから、筋肉って24時間管理体制なんです。
特に食事が重要です。
個人的な感想ですが、ほぼ食事で決まると感じています。
ただ、一人暮らしのサラリーマンにとってはここが鬼門です。
どうしてもいい加減になってしまいます。
休日とかは好きな時間に好きなものを食べれたりできますし、作るのが面倒だったらインスタント食品や外食で済ませれます。
既婚者からは羨ましがられますが、筋肉の観点からすればよろしくないでしょう。
残業すれば帰るのが遅くなり、作る気が失せます。
頑張って作ったとしても、片付けがだるいです。
この2点が食事をおろそかにさせてしまうのです。
逆に言えば、これを乗り切ることで筋肉がつく可能性が爆増します。
洗い物を制する者が筋トレを制する、食事を制する者が筋トレを制すると言っても過言ではありません。
そして次に睡眠。
ちゃんと寝れていますか?
現代人にとって十分な睡眠をとるのって至難の業です。
ましてや質も高めようと思えばさらに難易度が上がります。
残業があったり、飲み会があったりすれば毎日きちんと決まった時間に寝るのって不可能ですよね。
仮に定時であがれるような環境だったとしても、家に帰ってダラダラ過ごして結局夜更かししてしまうなんてこともあるでしょう。
でも筋肉を大きくしようと思えばそれではいけません。
私の体感ではありますが、睡眠をきちんととれているときほど筋肉がついているように思えます。
これを実際に実感したのは休職期間中でした。
この期間は心療内科の先生の助言通り、規則正しい生活に努めました。
体調がすぐれない日もあり、眠れないときもありましたが、だいたい9時間ほど寝るようにしていました。
さらに、筋トレもほぼ毎日していました。
すると、明らかに自分の体が変化しているのがわかりました。
メンタルも徐々に回復し、筋トレ仲間と久しぶりにトレーニングしようという話になって会ったときに「最初誰だか分らなかった」と言われたほどです。
何か特別なトレーニングをしていたとかいうわけではなく、できる限り食事をきちんととり、しっかり寝ていただけです。
もちろん、普段会社に勤めていればこんな生活は難しいですが、それでも休日などのコントロールできるとことだけでもいいので、きちんと管理したいところです。
ここでお気づきかもしれませんが「筋肉中心の生活=健康的な生活」なんです。
つまり、筋肉をつけようと思えば健康的な生活を送らなければなりません。
体調を崩して病院に行ってもだいたい先生は「しっかり寝て、ちゃんと食べて、適度な運動をしてください」みたいなこと言いますよね。
結局そういうことなんです。
最初からハードなトレーニングをしようとか、毎日筋トレしようとか考えるのではなく、まずは生活習慣を改善することが先決です。
しかし、こんなこと書いてる私もまだまだです。
やはり、残業があったりして帰りが遅くなって諦めることもありますし、自分に負けてしまうことも多々あります。
ただ、こうして発信することで自分を鼓舞して律していこうと思います。
一緒に筋肉中心の生活を送りましょう。