世の中には依存してしまうものがたくさんあります。
その中でも危険なのは「アルコール」と「ギャンブル」だと思います。
肉体的にも金銭的にも人生を破滅へ向かわせるものです。
ただ、そこまでではなくても人生の質を確実に下げてしまう依存もあります。
それが「スマホ依存」と「ポルノ依存」です。
私自身の経験でもありますが、これらは良くないです。
それに前回「禁欲」について書いてみて、それを強く感じました。
ただ、これらを完全に断ち切るのは不可能に近いです。
それにそこまでする必要もないと感じます。
というのも、現代では老若男女問わずスマホを持つ時代となりました。
そんな中でこれを手放すと、何かしら生活に支障が出てくると思います。
また、ポルノ動画もそうかもしれません。
「性欲」というのは人間の三大欲求の一つを担うものです。
なので、そういったものに関心がいってしまうのは何ら不自然なことではないと思います。
あくまで「依存」が良くないという話です。
無目的にスマホをいじり、延々ポルノ動画を視聴するのは褒められたものではないです。
もし、これらをやめられなくて不安になってしまっているのであれば改善が必要かもしれません。
特に何か目標がある人ならなおさらです。
何か達成したい目標があるのなら、当然努力する必要があります。
そこで気づくのが時間のありがたみです。
月並みの言葉ですが、時間は時代も国籍も性別も問わず、唯一全人類に平等に与えられたものです。
そして、目標が大きければ大きいほどその時間が必要となってきます。
それなのに、スマホやポルノ動画で時間を浪費しているのであれば、絶対にその使い方を見直さなければいけません。
こうして発信している以上、正直に書きますが、私自身も依存だったと言わざるを得ません。
ダラダラ無目的にYouTubeやSNSをみたり、ポルノ動画長時間視聴していました。
恥ずかしいですが正直に告白します。
ただ、あることがきっかけで改善に踏み出しました。
それが囲碁の大会への参加です。
私は大学時代より、碁をしています。
そして、昨年よりいろいろご縁があって地元の大会に参加させてもらうことになりました。
めちゃめちゃハイレベルな大会というわけではなく、比較的小規模の大会です。
と言っても、出場する以上は勝ちたいですし、優勝も目指したいです。
となれば当然勉強しなければなりません。
ただ、時間は限られています。
普段は会社に勤め、最低でも8時間は仕事をします。
さらには残業があったり、通勤も含めると一日のうちで自分の好きなことに使える時間は潤沢にありません。
それにくわえ、筋トレをしたりブログも書きたいので本当に時間がないです。
なのに、スマホやポルノに時間を使っていてはお話にならないと痛感しました。
そこで自分の生活を改善しようと決意したのです。
まず着手したのは休日の朝。
以前も書きましたが「朝の散歩」。
私にとっては効果絶大でした。
散歩に出かけ、物理的にスマホから距離を置くのです。
これを続けていくことでスマホを持たない時間を確保していきました。
すると意外にも「何とかなるな」という感じになってきました。
今では朝の散歩をしなくても、意識的に触らないようにできますが、継続しています。
もう一つのきっかけは「憧れの人と食事に行ったこと」です。
その相手というのが大学時代の女性の先輩でした。
知的で清楚な方で、恋愛感情がないと言えば嘘になるのですが、どちらかと言えば憧れというか尊敬の方が強いかもしれません。
その方と数年ぶりに再会したのですが、相変わらず魅力的・・・・。
会話も弾んで楽しい時間を過ごしました。
そしてその帰り道、ふと「自分はこの人にふさわしい男なのだろうか」と考えました。
答えは「NO」でした。
スマホいじりにふけり、ポルノを長時間見ているような男がこの人とお付き合いできるわけがない。
だから「成長せねば!」と心に決めたのです。
この二つが依存を脱局しようと決めた理由です。
結局のところ依存からの脱却の最大の決め手は「目標を持つこと」だと思います。
スマホ依存とポルノ依存そのものをやめるのを目標にするのではなく、本当に挑戦したい目標を決め、その過程で辞めるのが正しい。
これが私の答えです。
ただ、言うのは簡単ですが実行するのは難しいです。
最初のうちは何度も失敗するでしょう。
でも気持ちを切らさないことが何より大切です。
振り返ってみてください。
自転車に乗るのだって九九を覚えるのだって、はたまた社会人になって仕事を覚えるのも最初から完璧にはできなかったはずです。
それでも続けてきたからできるようになったんです。
だから、ばかばかしいほど小さな改善から始めましょう。
こんなことを書いている私もまだまだです。
でも、コツコツ改善することでかつての生活よりは充実感が上がりました。
皆さんとともに頑張っていきたいです。
まずは何か目標を持つことから始めましょう。