ルーティンが天才を作る。自分だけのルーティンを作り上げよう。

皆さんは何か「ルーティン」を持っていますか?

どんな些細なものでも構いません。

 

きっと一つや二つはあるでしょう。

私もあります。

 

で、思うのですがルーティンってめちゃくちゃ大事ですよね。

ちなみにこれはある書籍の影響でもあります。

 

それがこの「天才たちの日課という本です。(お気に入りの一冊です)

天才たちの日課

天才たちの日課

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この本のジャンルって難しいのですが、がっつり意識高い系のビジネス書といった感じではありません。

淡々と天才や偉人たちの日課が綴られているだけのシンプルな内容です。

 

ここで注目したいのが副題にある「クリエイティブな人たちの必ずしもクリエイティブでない日々」というところです。

 

「ルーティン」と聞くとなんだか杓子定規な感じがするかもしれませんが、全くそんなことはありません。

それに、天才や偉人と聞くと、破天荒な生き方をしているイメージを持ってしまいがちです。

 

中にはそういう人もいますが、実はそうではないことに気づかされます。

 

そう。

意外にも天才や偉人と言われる人たちは、自分で決めたルーティンに沿って毎日生きているのです。

 

ここで思い出すのが、私が新入社員時代の話です。

当時の上司から「ルーティンワークはするな」と言われました。

 

日々臨機応変に仕事をするようにとのことでしたが、その結果どうなったでしょう?

 

毎月残業100時間という法外な労働に身を投じることになりました。

これはとても大変な日々でしたが、今となっては貴重な教訓を得たなと感じています。

 

というのも「臨機応変」というもっともらしい言葉を隠れ蓑に、何の軸もなく無秩序に仕事をしていてはこんなことになってしまいます。

 

当時を振り返ってみても、その残業時間が本当に必要だったかと考えると全くそんなことはありません。

むしろ、上司がいるから帰れないとか、わざとゆっくり仕事をしたり、いたずらに時間を浪費していたと言わざるを得ないです。

 

その日の気分や思いつきで仕事をしていては時間がいくらあっても足りません。

やはり「ルーティン」あっての「臨機応変」だと思います。

 

ではなぜ天才たちはルーティンを重視しているのでしょうか?

本書ではそこまでは書かれていませんが、私の考えを書かせていただきます。

 

それは「自分で決めたルーティンをきっちりこなすことで、充実感が得られ、自己肯定感が高まる」からだと思います。

 

これは私の経験則でもありますが、その日することをノートに書き、それを忠実に実行することでとてつもない充実感が得られます。

 

するとまた次の日もきっちりしたくなります。

 

おそらく天才と称される人たちはこれを熟知していたのではないでしょうか。

これにより、「努力が努力を呼ぶ」という好循環を生み出すことが可能になります。

 

さらには、ルーティンを作ることで無駄を省くことができます。

 

仕事で余裕があるからとのんびりしていたら、終業時間が近くなった時にあれもこれもまだやることが残ってて焦ったという経験はありませんか?

 

休日に普段できなかったことを色々やろうと思っていても、結局だらだら過ごしてしまい、夕方絶望感に打ちひしがれたことってありませんか?

 

こんな経験絶対ありますよね。

 

そうなんです。

時間があると思って気の向くまま過ごしていては何も成し遂げられないのです。

 

もちろんそういった日もたまにはいいかもしれませんが、何か達成したい目標がある場合はルーティンが必須でしょう。

それは冒頭で紹介した書籍を一読すればご納得いただけると思います。

 

さて、ここで頼まれてもいないのに私の休日ルーティンをご紹介します。

 

 

6:00 起床

まずはきちんとこの時間に起きます。

ここで重要なのは前日に夜更かししないということです。

どんなに遅くても23時には寝るようにしています。

次の日が休みだからと遅くまで起きていると休日を棒に振ってしまいます。

そして起床したら口を入念にすすぎ、水をしっかり飲みます。

そこからバナナを食べて、プロテインを飲む。

髭剃りと洗顔を終えたら、動きやすい服装に着替えます。

 

 

6:30~7:00 朝散歩

ここから朝の散歩へと出かけます。

「おじいちゃんかっ!」とツッコまれそうですが、朝の散歩をなめすぎです。

絶対にやってみてください。

しっかりと朝日を浴びることで「概日リズム」が整います。

実際に整っているのかわかりませんが、とにかく気持ちいいです。

 

 

7:00~7:30 朝食

朝食は食べたほうがいいとか抜いたほうがいいとか意見が分かれるかもしれませんが、私はしっかり食べます。

基本的にはごはん、目玉焼き、納豆で固定しています。

これをゆっくり食べます。

そして洗濯をします。

 

 

7:30~11:00 全集中タイム

ここからが勝負。

コーヒーを飲みながら全力で作業に取り掛かります。

ブログを書いたり、本を読んだり、碁の勉強をしたりします。

現在は大会が近いので、勉強時間を多めに取ります。

この時間は一切スマホには触れません。視界にも入れません。

一日の中でもこの時間が最も重要だと考えています。

 

 

11:00~12:00 昼食

ここで一旦休みます。

昼食を食べて、またコーヒーを一杯飲みます。

 

 

12:00~15:00 おでかけ

ここでちょっと外出します。

以前はここで昼寝をしていましたが、ろくなことにはなりません。

気づけば夕方まで寝ていて、何度も絶望感を味わってきました。

昼寝は15~20分が体にいいなんて聞いたことがありますが、果たしてその時間で収めれる人間がこの世にいるのでしょうか?

なので外出してぶらぶらしたりします。

本屋に立ち寄ったり、古書店に行くのが楽しいですね。

そして遅くても15時には帰宅します。

 

 

15:00~17:00 再び集中

ここでまたブログを書いたり、碁の勉強に励みます。

この時間もスマホには触りませんし、視界にも入れません。

 

 

17:30~18:30 筋トレ

集中して筋トレに取り組みます。

シャワーを浴びて着替えてからジムを後にし、スーパーで買い物をして家路につきます。

 

 

19:00~20:00 夕食

最近は専ら鍋にハマっています。キムチ鍋が至高です。

シメのラーメンのうまさと言ったら筆舌に尽くしがたいです。

 

 

20:00~21:00 リラックスタイム

もうこの時間は作業はしません。

碁の勉強をしたり、読書をします。

そしてストレッチをして寝ます。

「寝るのはええわ!」とおしかりを受けるかもしれませんが、職業柄朝が早いのでこの時間には寝たいところなのです。

 

 

ざっとこんな感じです。

紆余曲折ありましたが、なんやかんやこのルーティンに落ち着いています。

 

しばらくはこれでいきますが、いずれ少し変化を加えてみようかなと考えてもいます。

 

これをしっかりこなすことで充実感が得られ、自己肯定感が上がります。

ただ、翌日仕事に行くことを考えると絶望感が襲い掛かり、結局相殺されます。

 

プラマイゼロです。

でも、マイナスでなければ良しとしましょう。

 

そして今後は少しづつでもプラスを積み重ねていけるように精進します。

皆さんはどんなルーティンを作りますか?